農家のお仕事
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出産・育児

コロナ禍で初産出産レポート【なかなか産まれず促進剤使っての出産】

コロナ禍での【きりんの初産出産レポート】

出産予定日は2020年8月14日。
予定日を過ぎても、張りなどの音沙汰がなく陣痛促進剤を使った予定日の1週間遅れの出産でした。
出産方法は普通分娩で無痛分娩を使うかを迷いましたが、私のまわりの人たちは使っている人がいなかったので無痛分娩は使わず自然分娩で出産しました。
ここに私の出産レポートをまとめました。

出産予定日3日過ぎた妊婦健診

8月17日妊婦健診
出産予定日を3日過ぎるも、お腹の張りなど生まれるような音沙汰は一切ありませんでした。
この時、先生に少し歩いたりスクワットをしてみましょうと提案されました。
胎児体重は3326g

【おしるしがあり産院へTEL】陣痛タクシーを呼びスーツケースを持って病院へ

妊婦健診で刺激をあたえられた為か、その日の夜に少量のおしるしがありました。
クリニックにTELをすると陣痛も張りもないのであれば様子を見て下さいとのこと。

8月17日の夜中
軽い痛みが10分間隔でくるようになりました。
寝ると治まってしまうようで、朝になるとお腹の痛みや張りは治まっていまいました。

8月18日11時
不安だったので再度、病院に電話をすることにしました。
「入院になるかは診察してみないと分からないけれど、入院の荷物を一式持って外来に来てください」と言われました。

8月18日12時
陣痛タクシーを呼びクリニックへ向かいました。
内診をすると入院することに。この時の子宮口の開きは2cm程でした。
しかし、この時は陣痛もなければお腹の張も感じられません。
この時の感情を言うと痛さなどがなかったので実感がわかず「本当に生まれるの?」とワクワクしながら半分は旅行気分でスーツケースをコロコロひいていました。

【促進剤は痛いの?】出産予定日を過ぎるも子宮口がなかなか開かず。

8月18日13時半
病院に着くと内診してもらい20時頃からバルーンと促進剤を使い翌日出産するスケジュールに。
しかしバルーンの話を聞き調べれば調べる程、怖くなってきます。
自然分娩で出産したいと改めでお願いしました。
看護師さんに「自然と生まれるようにスクワットをやってみたら」といわれ、病室で歩いたりスクワットを試みました。お腹の中の赤ちゃんにも早く出ておいでーと話しかけてみました。

18日18時頃
不規則ながら前駆陣痛が始まる
10分から20分間隔で軽い痛み。
促進剤を使いたくなかったので、自然に産みたいとお願いをしこのまま様子をみることに。
お腹に軽い張りと痛みはくるものの寝ると陣痛も治まってしまいます。
結局思うように陣痛が来ないため、1促進剤とバルーンを使う、2いったん自宅に帰るかと先生に提案されました。このまま自宅に帰るのも不安。バルーンも怖い。
バルーンは拒否をし点滴で促進剤をいれることにしました。

促進剤を使った出産【トータル32時間14分】

8月20日10時
いよしよ促進剤が始まりました。
点滴で促進剤を入れていき30分おきに促進剤の量を増やしていきます。
促進剤の点滴30分でお腹が張るようになりました。

パンと音がし破水

8月20日14時
陣痛の痛みも本格的になってパンと何かが破裂するような音がしました。
この時の子宮口の開きは3cm

8月21日2時
開始から17時間が経過したにもかかわらず子宮口が半分しか開かず一度中断することに。
促進剤をやめて休憩する為、分娩室からいったん自分の病室のベットで就寝。

促進剤の再開【痛みで吐くことも】

8月21日14時に
促進剤を入れる量で陣痛の痛みが調整できるようでした。
MAXいれた時は痛くて吐くこともありました。
頭の中は「無痛分娩!無痛分娩!無痛分娩!」でいっぱいでした。

8月21日17時
促進剤MAX時の痛みに耐えられず辛そうにしていると、先生から10万円で無痛分娩に切り替えられると提案がありました。
私は即答で「お願いをします。」
看護師さん「旦那さんに相談しなくていいの?」
私「はい!大丈夫です!」
となりの分娩室のオペが終わったら無痛分娩の処置をしてくれることになりました。
すると無痛分娩を待っているあいだに子宮口が開き赤ちゃんの頭がおりてきました。
「髪の毛が見えてるよ」看護師さんが教えてくれ。赤ちゃんの出てくる出産準備が整ったようでした。

痛みとは違う何かが出てきそうで我慢ができない感覚に!

無痛分娩の処置を待っているうちに出産することになりなり無痛は使わず出産しました。
8月21日18時ちょうどに出産
何かがおしりから出てくる痛みとは別の我慢できない感覚に襲われました。
ナースコールを押し「なんか出る!」と叫んでいました。
実際に赤ちゃんが出る際の痛みはわかりませんでした。
陣痛の痛さと苦しさの方が強く赤ちゃんが出てきた際は、便秘が解消されたようなすっきりした感覚だったのを覚えています。
同時に赤ちゃんの泣き声が聞こえほっとしました。
全身毛むくじゃらのおでこまで毛がふさふさで顔はくちゃくちゃなとっても可愛い女の子がで出来ました。

赤ちゃんとの対面

8月21日出産直後
赤ちゃんが出てくると3~4人の助産師さんと看護師さんが赤ちゃんを拭いて、身体計測をし、間違えないように赤ちゃんに目印をつけて私の元に連れてきてくれました。
抱っこの仕方が分からずあたふたしていると、腕に乗せてくれ病院のカメラと私のスマホで
たくさん写真を撮ってくれました。
赤ちゃんの様子は泣き止んでおり明るいところに出てきて眩しいのか、片方の目を閉じてウインクしている
ような顔をしていました。
とても小さくてしわくちゃでとても愛おしかったです。
一通り写真撮影が終わると赤ちゃんは別室に運ばれていき私の傷の縫合が始まりました。
その日ほとんど寝ていなかったにも関わらず感動と興奮で朝まで眠ることができませんでした。

  • 体重3220g
  • 身長49.3cm
  • 分娩所要時間32時間14分
  • 女の子

無事に産まれてきてくれてありがとう。