農家のお仕事
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出産・育児

里帰り出産を迷っている人へ。【里帰りしなくても何とかできたお話し】

出産直後約1か月の産褥期と呼ばれる期間は安静にしていなくてはいけないと言われています。体は痛いまま、3時間おきに赤ちゃんのお世話が始まります。この時期を過ごし方をどう過ごすかで迷う人もいるかもしれません。里帰り出産する人、夫婦で乗り切る人。私は里帰り出産はせず夫婦で乗り切ることにしました。今回はそのことをお話します。

【里帰り出産しないことを決意!】里帰り出産をしなかった理由

高校卒業後、上京し17年たち地元の産院の情報が無かった。

地元の友人とは疎遠になっていて産院の情報がない。母や叔母に聞いても知識は20年以上の前のもので昔人気があった産院の先生も高齢化しておすすめできないと言われた。評判の良い産院を見つけることができませんでした。

トキソプラズマに感染していた

私は妊婦健診でトキソプラズマに感染していることが分かりました。
トキソプラズマは生肉をたべたりガーデニングをしたりして感染することがあるようで日本人には一度感染したことがある人は少なくないようです。
しかし妊娠中にかかり体内で母子感染をするとお腹の中の赤ちゃんの発達に障害がでることがあるようです。
その為、私は赤ちゃんに母子感染をさせないためのスピラマイシンという薬を飲んでいました。
この薬を処方してもらうために月に1度、大学病院に通っていました。
出産の予約をとろうとして、いくつかの産院に電話相談をすると断られてしまう産院もありました。
そのことから通っている大学病院からも自宅からも近い産院で出産することにしました。

実家が古すぎていろいろ心配

ダイニングキッチンは土間、お風呂の窓は閉まらない、床は古くあちこち柔らかくぶよぶよ等、私が生活するには気にしませんが新生児をと思うとちょっと気がすすみませんでした。

夫が自分も一緒に赤ちゃんの世話をしたい希望

子供の成長は一度きりしかないため新生児と過ごしたかったようです。

手伝いに来るはずの母が来られなくなった

里帰り出産はせず産後は実家の母に泊りで手伝いにきてもらう予定でした。
ところがなんと出産予定日に高齢だった祖母が亡くなりました。
お通夜、告別式、初七日と私の実家はバタバタ忙しく母に来てもらうことは諦め自分でなんとかやってみることにしました。
祖母の顔が見れない寂しさと孫を見せられなかった悲しさを感じたかったのですが自分のことでいっぱいいっぱいでした。告別式行きたかったです。おばぁちゃん行けなくてごめんね。赤ちゃんはきっとおばあちゃんの生まれ変わりだね。

産後の生活【ほとんどワンオペ】

入院の際は陣痛タクシーを呼びスーツケースを持って自分で病院へ行きました。
帰りはさすがにタクシー帰宅はしんどく、夫は退院日が仕事だったため、夫の次の休みまで退院を伸ばしてもらいました。
入院費用は高くつきましたが、体の痛みで歩くのもしんどかったので3食付きで赤ちゃんも見てもらえる為、退院が伸びたのはかえってありがたかったです。
夫は当時職場が遠く朝7時前には家を出て23時過ぎに帰ってくるという生活だったため、家にいる時間は少なかったです。

産後辛かった事

おまたがとにかく痛い。出血は3か月続いていました。
椅子に座ることが一苦労で、約1か月は円座クッションを敷いたダイニングチェアーにしか座れませんでした。

赤ちゃんと私の睡眠時間

赤ちゃんの様子

退院後1~2週間は赤ちゃんは昼も夜も泣いていました。
ミルクを飲む→30分寝る→2時間泣く→ミルクを飲んで30分寝る→2時間ぐずる→ミルクを飲んで30分寝るを繰り返していました。

私の睡眠時間

赤ちゃんが寝ている合間をみて洗濯、掃除をていました。そうこうしていると休む間もなく赤ちゃんが起きまたつきっきりになるという感じでした。
私がまとまって眠るのは夫が仕事から帰ってきて食事をした後です。夫が赤ちゃんを見てくれ深夜1時~4時頃まで寝ます。ベットに横になり倒れるように眠っていました。
4時頃に夫とチェンジをし4時~6時半頃まで夫が睡眠→起床し仕事に向かいます。
そして、また長いようなあっという間の1日が始まります。
今思うと赤ちゃんが寝ている時に寝れることができるのであれば一緒に寝るべきです。
最初の1か月はバタバタでご飯は1日1食~2食食べたり食べなかったりでした。
1日があっという間でお腹もあまり減りませんでした。
妊娠前から13キロ増えた体重もあっという間に元に戻りました。これは嬉しい!

産後の食事

歩くことがやっとなため、自炊なんてできませんでした。
夫が仕事帰りにお弁当を買ってきてくれてそれを食べていました。
身体が動けるようになってきてからは、コープ生協の冷凍食品やミールキッドを利用しました。
コープ生協の冷凍食品は種類が豊富でおいしいものもたくさんあります。
飽きることもありませんでした。
母子手帳があるとコープ生協やネットスーパーは送料が割引されるのが嬉しいです。

一人目ワンオペで分からないことがあったらどうしようという不安

もし初めてで分からないことがあればユーチューブで検索すると情報がたくさんでてきます。
それを見て自分にあったやり方をやってみました。母に聞いても情報が古かったり忘れていることもよくありました。
心配なことがあれば病院で相談しました。赤ちゃんは医療費がかからないため、病院に相談しやすいです。

10人に聞くと10人が里帰り出産した方がいいと言われ初めは不安に

しかし無理にやらなくていいんです。
部屋の掃除→数日しなくても死にはしない
風呂掃除→多少しなくてもなんとかなる。
赤ちゃんは1か月まではベビーバスを使う、私も出産後1か月は湯船に入れずシャワーのみ。
料理→つくらなくても食べていける。
コープ生協、宅配弁当(簡単、美味しい、便利「旬の手作りおかず・健幸ディナー」)で十分おいしいものが食べられる。
妊娠中に体重が増えたのでバタバタで食べられなければそれはそれで減量にもなりちょうどよかった。
あって良かったものが乾燥機付き洗濯機です。出産前に引っ越しをしいろいろ調べて、ななめドラム洗濯乾燥機に買い替えました。ボタン一つで洗濯から乾燥まで3時間ほどでできるんです。しかもふんわり仕上がります。体が痛い中、2階のベランダにいかずにすんでとても助かりました。

もし里帰りをしないことを選択したいけれど不安に思っている人、

大丈夫です!何とかなります!むしろ周りの家族に気を遣わず気楽に過ごすことができました」